2011年6月25日土曜日

米国原発プールにぎゅう詰めの使用済み核燃料 アメリカ人に福島以上の脅威 米研究機関

農業情報研究所環境原子力ニュース:2011年5月29日

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/earth/nuclear/news/11052901.htm


米国の非営利研究所・Institute for Policy Studiesが、米国の原発の使用済み核燃料プールから放出されるかもしれない放射性物質の近隣住民に対する脅威は、福島第一原発の使用済み核燃料プールからの破局的な放射性物質放出の脅威を凌ぐと警告する報告書を出した。
 報告は、地震、テロ、その他の事象から生じる事故のリスクを減らすために、国の使用済み核燃料の大部分を冷却水で満たされた原発内のプールから密閉されたスチール乾式キャスクに移すことを勧告する。
 米国の原発には地上最大の放射性物質が無期限の未来まで貯蔵される。原発事故からのアメリカ人の保護は、プールにぎゅう詰めの使用済み核燃料からの安全確保を最優先すべきだという。
 http://www.ips-dc.org/files/3200/spent_nuclear_fuel_pools_in_the_US.pdf
 福島第一原発事故から最も適切に学んだのは、どうやら米国人のようだ。日本では、原発の運転を止めること、あるいは脱原発が専ら強調され、例えば、地 震・津波のリスクが皆無でないのだから、安全・安心のために原発の運転を止めよという 論調が台頭している。もちろん、原発の運転停止、脱原発は重要だ。しかし、運転を止めようが止めまいが、さらに廃炉にしようが、既に存在する使用済み核燃 料からの脅威は未来永劫に続く。例えば、浜岡原発からの脅威は、運転停止によって減るかもしれないが、大量に蓄えられた使用済み核燃料をどこか安全な場所 に移すまでは無くならない。それができないのならば、また地震・津波のリスクを完全に回避できないならば、安全・安心はあり得ないと諦めるほかない。もは や、 原発以前の世界(町、村)に戻ることはできないのである。

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